VMware にて、稀に下記のようなエラーメッセージが表示され仮想マシンが起動できなくなる事があります。

ディレクトリ[○○.vmdk]を開くことができないか、または一部のスナップショットがこのディスクに従属しています。
モジュール [Disk] のパワーオンに失敗しました。
仮想マシンの開始に失敗しました。
上記画像はVMware Fusion でのメッセージです。Windows 向けのVMware Workstationでも同様の状態になることがあります。
スナップショットからの復元もできず、悲惨な状態です。
このエラーメッセージの解決方法
このエラーが発生した場合、VMware の仮想マシンフォルダに「*.lck」で終わるディレクトリとファイルが生成されているのが原因です。

仮想マシンフォルダの「*.lck」で終わるディレクトリを削除します。複数ディレクトリがある場合は、全て削除してください。
操作完了後、仮想マシンを起動します。管理人の環境では.lckのディレクトリを一度削除しただけでは再度エラーが発生し、複数回.lckのディレクトリが生成されました。再生成された場合は、そのディレクトリも削除してください。
※ディレクトリの削除が心配な方は、一度デスクトップなどにコピーしバックアップを作成するのも良い選択肢です。
この問題の発生原因
「.lck」のディレクトリは、仮想マシンの同時起動などを阻止するために生成されるもののようです。
ただし、何かしらの原因により 仮想マシンの使用後に削除されず、残ってしまうことがあります。例えば、仮想マシンを強制終了した際などが当てはまります。
最後に
VMware など仮想化ソフトでは、様々な不具合に遭遇することがあります。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。